2007年01月27日
本日はちば里山クラフト研究会第1期生の活動日で、工房を離れての野外講座で(草深の森散策と竹の採取)です。草深の森は印西ニュータゥンに隣接する約9ヘクタールの里山です。始めにこの森の整備には10年前より携わっている森林インストラクターのT氏より草深の森の特長、歴史の説明を聞きました。(写真上)やはりこの様な里山の場合いはその土地の歴史と、人との関わりを知る事は大切な要素と思います。草深の森入り口の庚申搭よりスタートですが、この庚申搭(写真中)は以前道路拡張工事の時より2年程道路脇に埋もれていた物を昨年ラーバン千葉のメンバーと共に掘り起こし仮置きした物です。向かって左側には寛政八年丙長冬と記されており(ひのえたつ冬 11月?)右側には印西荘惣深新田 講中五十七人 と記されていました。調べてみた所寛政八年は天明の飢きんの次の年で一揆が多かったとのことです。歌麿、写楽が浮世絵で、谷風,雷電が相撲で活躍した時代だったそうです。どんな気持ちで、どんな願いでこの五十七人はこの庚申搭を立てたのか?知りたくなりますネ。散策の途中に昔の牧の野馬土手が有ります、正式には野馬除土手と書くそうです、又必ず土手は二重に作るそうですが、ここの土手は高さも無く二重でも有りません、その内無くなって仕舞うかも。(印西市役所さん何か考えて)。江戸時代の房総には馬や牛を飼育する為幕府直轄の牧場が置かれ、現在の東葛城地域を中心とした(小金牧)、印旛、香取、山武、千葉の一部の(佐倉牧)、嶺岡山系の(嶺岡牧)の三つの大きな牧が有ったとの事です。この船橋近辺でも(高根木戸)(馬込)(馬込沢)など馬にちなんだ名前がありますネ。散策の最後は竹の採取です、主に女竹で太い方から(竹リナ)(尺八、本来は真竹)(ケーナ)(篠笛)(ダックコール)カッコウ笛*****と枝以外全部竹笛の材料に成ります。(竹採取の場合必ず管理者の許可を取る事)その後工房に帰り竹の処理法、管理法を学び終了しました。**何か庚申搭の五十七人が気に成ります**



